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CPIのVP01/02でのDNSサーバ、Mailサーバ構築

DNSサーバ構築編


CPIのVPSの下位二つのサービスVP01toVPo2は上位のVP03と違い、Parells PowerPanelしかなくサーバの起動、停止、再起動やバックアップ等VPSサーバの基本的な管理しかできません。

他社の貸しサーバのVPSサービスのように、Control Panelがあれば、ドメイン管理、メールアカウント管理が簡単にできますが、 Control Panelがないので、DNSサーバとメールサーバを構築する必要があります。参考にしてください。

ここでの手法はVPSの特殊設定を除き、専用サーバでも参考になります。

なおControl Panelでドメイン管理、メールアカウント管理ができるVPS貸しサーバについては、すでにドメンネーム設定とメールアカウント管理がControl Panelでされているため、既存の設定との整合性をとる必要があります。凝った設定をするのではない限り、素直にControl Panelで設定することをお奨めします。


VPSの特殊事情

VPSは専用サーバのようにOSのフル機能を使うことができず、仮想環境上で動いているので注意してください。該当するところで注意書きを書きます。


DNSサーバはインターネットに公開されるので誤った設定のまま稼働させていると、他のネットワークにも迷惑がかかりますので注意してください。

必要Packageの確認とインストール

現在InstallされているPackageの確認

rpm -qa | grep bind

rpm -qa | grep nameserver

必要Package

上記で表示されたものの中で表示されないものはyum installでInstallする必要があります。

bind

bind-libs

bind-chroot 必須ではありませんが、Security上chrootして使用した方が良いでしょう

caching-nameserber rpm -qa | grep bindでは出てきません

bind-utils(namedのチェック等のための各種コマンドがインストールされます。

dig
host
nslookup
nsupdate

chrootした場合は/etc/named.confなどのSymbolic Linkはちゃんとされているか確認してください。なければ作成してください。


手順

まず caching-nameserverを構築します.

自分のnetwork固有の情報を入れて動作させ、問題がないか確認します。

一般的な設定上の注意

IPアドレスやhost名、ドメイン名等の最後の"."(ピリオド)のあるなしに注意

caching-named.confはnamed.confがある場合named.confが優先されるので注意

マスターサーバとしての構築

caching-named.confをnamed.confとしてコピーし、自分のドメインのzone情報を追加

ゾーンファイルを変更したらSerial No.を増やすことに注意


設定ファイルの例(設定ファイルは別ファイルとする)

設定例(以下実際のサーバ情報を伏せるため、IPアドレスは999.998.997.996、サーバ名はwww.example.com(vps01xxx)、ドメイン名はexample.comにしてあります)

/etc

etc/hosts

元のDNSを/etc/hostsに登録するとDNSを参照しないので動作が速くなります。

/etc/resolv.conf

自ホストがDNSでこれを参照するため、最初が127.0.0.1になっていることに注意。これをGlobal Addressである999.998.997.996にするとうまくDNSとして機能しません。

/var/named/chroot 

以下の設定例はchrootしていることが前提です。なおセキュリティの確保のため、permissionに注意してください。

/var/named/chroot/etc

named.caching-nameserverを構築して動作確認の後、named.caching-nameserver.confをコピーしてnamed.confを作成する

/var/named/chroot/etc/named.caching-nameserver.conf

/var/named/chroot/etc/named.conf

IPアドレスのsubnetmaskはVPSのため特殊なため、192.168.10.0/24のように/24を付けないことに注意。またメモリが少ないためnamedのキャッシュのメモリサイズの上限を16000000(16MB)にしていることに注意。またセキュリ対策として、version " ";としてbindのバージョンを表示しないようにしていることに注意。

逆引きはIPアドレスの順序を逆にします。

bindをインストールし、元からあるファイルは何も編集せず、そのまま使用します。

localtime
named.rfc1912.zones
rndc.key

/var/named/chroot/var/named/

example.com.db (正引きzoneファイル)

996.997.998.999.in-addr-arpa.db(逆引きzoneファイル)

bindをインストールし、元からあるファイルは何も編集せず、そのまま使用します。

localdomain.zone
localhost.zone
named.broadcast
named.ca
named.ip6.local
named.local
named.zero

localhostの逆引きzoneファイル0.0.127.in-addr.arpaは、/var/named/chroot/etc/named.confには
記載されていますが、実際にはありませんが、なくてかまいません。内容はnamed.localと同じです。

チェック方法

稼働させる前にSyntaxのチェックできる。service named checkconfig

サーバの状態確認と停止、再起動コマンド

service named status,stop,start,restart,reload または
/etc/init.d/named status,stop,start,restart,reload

サーバ起動時に起動サービス(デーモン)として起動するようにする

chkconfig --list named 現在の設定の確認

chkconig --level 3 named on Level 3でサーバ起動時に起動サービス(デーモン)として起動するようにする。


基本チェックコマンドとその使用法

hostコマンド Windowsにはありません

host FQDNまたはIPアドレス

(なぜかhost ドメイン名でmxがわかります)

/etc/resolve.confを参照します

host-t MXなどでmaiserver等も調べることができます

dig Windowsにはありません。このコマンドは重要です。

dig DNSサーバ ドメイン名 any(in)

逆引きdig -x DNSサーバのIP address ドメイン名 any(in)

/etc/resolve.confを参照せず、直接DNSサーバに問い合わせします

nslookup 将来digで取って代わられる可能性があります

nslookup IPアドレスまたはFQDN

対話的にも使用可能

taraceroute 経路情報を取得Windowsではtracertコマンドです


Mypageでの申請 https://login.cpi.ad.jp/login.php

(host登録)www.ドメイン以外のhost名をDNSサーバとして使用する場合.www.ドメイン名の場合は不要

ご契約一覧のご契約情報

属性ドメイン/詳細/ドメイン管理ツール/DNS サーバー名登録 そのまま追加したものを最後に入れる。ここではwww.example.comとホスト名を入力します。なぜかIPアドレスは不可なようです。登録できません。

VPSスケーラブルプラン VS-01/詳細 

各種お手続き/ドメイン移管・移転 ドメイン移管・移転したとき。

契約変更/ 契約プラン・期間・ドメイン変更 契約プラン・期間・ドメイン変更したとき


解説本

『CentOS 5で作るネットワークサーバ構築ガイド』 秀和システム 
CentOS 4等もあるので注意

『FedoraCore 5で作るネットワークサーバ構築ガイド』 秀和システム 
Distributionは違っても、上記とほとんど内容が同じですが、ある項目とない項目等があり完全に同じとはいえません。FedoraCoreのいろいろなバージョンのものがあるので注意.新しいものはいろいろと細かなところが違っているので、使用するバージョンのものが必要です。CentOS5のベースはFedoraCore 6なのでFedoraCore 5で作るネットワークサーバ構築ガイドがあればそれがよいと思います。

『FedoraCore2 サーバ構築完全攻略』 SOFTBANK 
上記と違い、あまりいろいろなバージョンのものはありません。もう少し新しいものが出ています。

『CentOS5サーバ構築バイブル 改訂第二版』 マイコミ

『マスタリングRedHat Enterpreise Linux』 SOFTBANK

その他技術評論社のOSごとのMOOK本のFedora版等

それぞれ良い本ですが、簡単にしか解説していない項目があります

絶版のものはmazon等で中古を探せばあると思います。


Mail Server構築編

VPS、専用サーバ管理用基本Tool編